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新幹線のチケットレスサービスはややこしい
新幹線をチケットレスでのるサービスは色々とありますが、種類が多いだけにややこしいですよね？
これは国鉄がJRになったとき、分割民営化されたため同じJRでも各社各様のサービス展開となっているのが原因です。利用者からすると同じJRなのですが、あくまで別会社なのでサービスが統合されないんですね。。。
サービスの多様性それ自体は競争原理という点ではいいのですが、根本的な「予約・乗車」という部分に関しては統一してもらいたいところ、、などと文句をいっても始まらないので解決策を考えてみましょう。
まずは東名阪（東海道・山陽新幹線）をカバーしてみる
まずは、自分が一番良く乗る新幹線をどうするか？を考えるのがよいですが、日本で一番乗客の移動が多い東名阪をカバーするところからはじめるのも一案です。
東海道・山陽新幹線に関してはJR東海とJR西日本によりエクスプレス予約というサービスが提供されています。
JR東海のEXPRESS CARD
JR西日本のJ-WEST CARD
（どちらも年会費1,000円）
のいずれかを持つ必要があるあたりは若干不便ですが、ここは割り切ってどちらかを持ちましょう笑
なお、先日のサービス改訂で、各社のクレジットカードでもエクスプレス予約を使えるようになりました。各社の会員サイトから申し込むことができるので、「余計なカード作りたくないよ！」という方はご検討ください。
ただし、その場合にはグリーン特典ポイントがゲットできないので、月に数回、東京と大阪を行き来するような方は上記のJR東海/西日本のカードを作った方が圧倒的にお得ですよ！
モバイルSuicaを使う手もあるのですが、いろいろと気をつけるべき項目が多いので、今度記事にしますね笑
エクスプレス予約の年会費はカンタンに元が取れる！
エクスプレス予約は年会費として1,000円かかるので、入会することを躊躇する方もいるかもしれません。ただし、エクスプレス予約の会員は割引価格で新幹線に載ることができるので、東京〜名古屋/大阪で一往復すればモトはとれます。年に１回でも東海道・山陽新幹線を利用するのであれば、ほぼほぼ損することはないのでご安心ください。
エクスプレス予約の使い方
このサービスに申し込むと、クレジットカード契約とともにICカードが送付されます。
（最近、手持ちのSuicaなど交通系ICカードも使えるようになりました）
また、Webで予約を行うためのID/パスワードが付与されます。
これにより、新幹線の発車４分前までWebで予約が可能になります。変更も自由であり、シートマップから自分の好きな席を選ぶこともできます。もちろん、スマホ専用サイトやアプリもあるので、ささっと予約・変更を行うことができます。
スマホサイトやアプリだといまから乗れる新幹線がすぐに選べるなどかなりビジネス仕様になっている印象です。
予約が済んだら、みどりの窓口も券売機にも寄らずに、自動改札機にICカードをタッチすればOKです。
（改札機から利用票なる紙が出てきますが、車内検札で使うだけで切符としての効力はありませんのでご注意を）
降りた駅でも自動改札機にICカードをタッチすればそれで完了です。
運賃に関しても通常の切符よりも優遇されており、東京〜大阪でのぞみの指定席に乗るなら1,000円程度安く乗ることができます。よって、年会費分のモトはこれでとれるんですね。あとは利便性を甘受するだけでOKです。
最初の手続きはちょっと面倒ですが、新幹線に年に数回乗る人ならばぜひとも持っておきたいところです。
スマートEXはメリット少ないので非推奨
最近は「スマートEX」という既存のクレジットカードと手持ちのSuicaなど交通系ICカードで登録できる年会費無料のサービスも登場しました。
登録が簡単にできて、年会費が無料というのは魅力ですが、割引率がよくないのであまりオススメはしません。年に１回新幹線乗るかどうか、、、という方には便利かもしれませんが、登録するだけ手間ですよね笑
新幹線によく乗るのであれば、素直にエクスプレス予約に申し込んだ方がメリットは大きいですよ！
今日の【まとめ】
■ JRは分割民営化された影響でサービスは各社各様
■ 東名阪の移動が多いならエクスプレス予約は必須サービス
■ 料金も安くなり大幅な時間短縮（利便性向上）が見込める
