格安SIMが必要なヒトにはハードルが高いというジレンマ。でも有人店舗もあるよ!

総務相による格安SIM推進

総務省の要請によって、2015年の5月(頃)以降に発売されたスマートフォンは購入から一定期間でSIMロック解除が可能になっています。大手キャリはその期間を半年に設定しているので、利用者の多いiPhoneでも2015年の秋に発売されたiPhone6s2016年春からは順次SIMロック解除が可能になっていますよ。

現在はiPhoneでもSIMロック解除が可能に

SIMロック解除によっていわゆる格安SIMiPhoneで利用することが可能になりました。 これまでも、ドコモから購入したiPhoneやAppleからSIMフリーモデルを購入していた場合には格安SIMは利用可能でしたが、auやSoftBankのiPhoneユーザにも格安SIMへの乗換という選択肢が新たに生じたわけです。 これによって、すぐに格安SIMを利用出来るユーザが増えたので格安SIMの潜在的なマーケットが広がったはずです。 大手キャリアの料金プランは高止まりしていますから、格安SIMへの乗換を検討する人は一定数いることでしょう。

MVNO業者(格安SIM)の攻勢と初心者に立ちはだかる壁

MVNO事業者もiPhoneユーザ向けにいろいろ攻勢を仕掛けてはいるのですが、如何せんMVNOは初心者にはハードルが高いのです。 MVNO業者は店舗運営コストや有人サポートを極力排除することで格安SIMを実現しています。ゆえに、様々な手続きはネット上で行うことが基本なんです。 中級者や上級者にとっては「ネットで完結するなんてラッキー!」という感じですが、初心者には自分で色々と調べるのは難儀ですよね。

ライトユーザこそMVNO(格安SIM)にはメリット大!

でも、初心者≒ライトユーザこそMVNOのお得感を最大限享受できるのです。 よく見るとわかりますが、ヘビーユーザーで通信量が多いと大手キャリアでも意外と通信単価は安いです。 また格安SIMは昼休みなど利用が集中する時間はどうしても遅くなるのでヘビーユーザーには向かなかったりもします。

一方で、通信量の少ないユーザ(月1GB3GB)だとMVNOは圧倒的にお得です。 当然、そういったユーザは昼休みも動画などの大量通信なんてしないですから、そこまで不便を感じることは少ないはず。

だから、ライトユーザこそMVNOに移行するのがお得なのです。

MVNO(格安SIM)でも有人店舗が増加中!

「でも、どうやっていいかわからない」という方向けには、ぼちぼち有人店舗も出てきています。

などは、店舗数もそこそこで、シェアも大きいので比較的安心して使えるでしょう。

大手キャリアほどの店舗網はありませんが、多くの人にとっては足を運ぶことはできる程度の店舗網にはなってきていますよ。

もちろん、ネット上で申し込んだ方が特典があったりと色々と節約できる部分は多いのですが、初期設定などに不安がある方は店舗まで足を運ぶのも手ではあるかもしれませんね。

  • ライトユーザは一度シミュレーションをしてみるのがオススメ!

月3GB程度の通信であれば mineoシミュレーションサイトで料金をシミュレーションしてみると、おそらく2年で10万円ぐらいの差が出る人も多いのでは?と。 たとえ2年縛りの違約金を支払ったとしても十分におつりが来ますね。

ぜひ検討してみてはどうでしょう?

今日の【まとめ】

  • iPhoneもSIMロック解除でMVNOに移行可能
  • ネット完結型のMVNOは初心者にハードルが高い
  • ライトユーザは店舗を探してでもMVNOへ