Amazonのレビューはあまりあてにならない
読書好きにとってAmazonはなくてはならない存在になりつつある昨今ですが、買う前に中身を見て決められないのがネットショッピングの難しいところですよね。
多くの人はレビューを参考にして購入するか否かを決めていると思いますが、このレビューというのは玉石混交です。
中にはいわゆるステマに近いモノもあったりしてアテになるものとならないものがあり、評価が良いからといって、その本の価値が高いとは限らないのが悩ましいところです。
レビューは星の数がセットになっていますが、この星の数は完全なる主観なので、その基準は投稿者によってもばらつくというのが悩ましいところです。
本によっては意見が割れていたりして、判断に困るケースも多々あるのではないでしょうか?
中古価格が参考に
そんなときに参考になるのは、中古本の価格です。
中古価格が高止まりする本は良書である確率が高いというのが私の経験則です。
その理由は明確で、中古市場においては価格は需要と供給で決まるからです。
良書を手放す人は少ないですから、中古市場に出回る数は相対的に少なくなります。また、良書であるという評判が確固であれば、需要は高まりますから価格は高止まりします。つまり、需要が供給を上回れるので必然的に中古価格は高くなるんですね。
ちなみに、ベストセラーとなった本は絶対数として大量に中古市場に流れるので、価格は下がりやすくなります。供給があまりに多くなるからですね。
つまり、ある程度の部数が売れている書籍で中古価格が値崩れを起こしていなければ良書である確率が高いと考えてよいということになります。
もちろん、この法則とて絶対ではないのですが星の数を参考にするよりははるかに当てになるというのが、10年で数百冊は書籍を購入してきた私の感想です。
もし、Amazonで本を買うか悩んだ場合にはぜひ、中古価格をチェックしてみて下さいね!
今日の【まとめ】
■ Amazonではレビューが購買時の参考情報となる
■ 星の数は主観なので必ずしも参考にならないことも
■ 中古価格は需給バランスを反映するので目安となる