
さて後編です。
基本的にIP通話で、音声通話は無料にしましょう、というのが前回の結論でした。
今回はそれが難しい場合です。
つまり電話番号は必要な場合は050系のIP電話を検討します。
050系のIP電話
050 plus
http://050plus.com/
有名どころの「050 plus」ですが、基本料金がかかります。
(その変わり通話料金の単価は下がります)
SMARTalk
http://ip-phone-smart.jp/
050 plusの基本料金を払うと損益分岐点を超えられない場合、「SMARTalk」を契約しておきます。
少し通話単価は上がりますが、(それでもキャリアより安い)基本料金はかからないので、使った分だけ支払えば済みます。
最近は飲食店の予約受付電話番号が050なことも多いので、回線業者が上手く一致すれば、通話料が無料になります。
残るは、090や080の電話番号(=発信者通知)で電話する必要がある場合です。
キャリアのオプションに入るのも選択肢の一つですが、損益分岐点を超えるか不安なら、「電話アプリ」がおすすめです。
電話アプリ
楽天でんわ
を活用するのもよいでしょう。
基本料金をかけずに、通話料を半額(30秒10円)にする事ができます。
通話自体は電話回線網を使っているので、通話品質が劣ることはありません。
(IP電話は通信環境に音質が結構左右されますね)
もちろん、自分の電話番号が相手に通知されます。
ただし、これを使うと同一キャリア間通話も料金が発生するので、
そのあたりは注意して使う必要があります。
仕組みとしては、通話発信する際に相手の電話番号の頭にプレフィックス番号(0037-68-)を付加することで、楽天の子会社である「フュージョン」の電話回線を経由することで格安の通話料を実現しています。
これらを駆使すれば、かなり通話料は削減できるのではないでしょうか。
若干の面倒さはあるかもしれませんが、ホーム画面にそれぞれのアプリのアイコンを並べて置けばだいぶマシになるでしょう。
今日の【まとめ】
- 電話番号が必要なら050番号のIP電話を
- 090/080発信が必要なら電話アプリも
- 使い分けの手間は自分の単価と天秤にかけて